家庭用のいい、どんぶりが見つからない。
今まで使っていたどんぶりが2つも欠けてしまい、ちょっといいどんぶりを買うことに。
さんざん探してたどり着いたのは、小石原ポタリーの深鉢でした。

忙しい毎日の中で、年中ちゃちゃっと作る麺やどんぶりが、ご馳走に感じられるようなちょっといい器が欲しい。でも家族には気取らずもりもり食べて欲しいから、決して高価すぎず、欠けても買い足せるものがいい。そんな願いを叶えてくれる深鉢でした。
私の、いいどんぶり、鉢の条件5つ
まず、あらためて、私がどんぶりに求めている条件を整理してみることに。
- たっぷりの深さと容量:麺も丼ものも、具だくさんにして、もりもり食べられるように。
- 洗練されたデザイン:簡単な丼ものや麺もご馳走に見える器が欲しい。
- 和食器っぽすぎないデザイン:我が家でよく作る、うどんもラーメンも、海鮮丼もビビンバも麻婆丼も頂けるもの。器を増やしすぎたくないので、さらに幅広い料理に使えるとより良い。
- 白ベースのシンプルなデザイン:手持ちの藍色の和食器に馴染むように。
- 高すぎない価格:麺、丼ものを気取らずに食べたいから。欠けても買い足せる、ある程度量産されているものがいい。
使いやすくておしゃれなどんぶり、鉢、5ブランドを比較してみた
長く愛用していて最近欠けてしまったのが、工芸品ようびの刷毛目のどんぶり。まるッとして大きすぎず手に収まりやすく、でも容量はたっぷりで、具だくさんのうどんをいただくのにはぴったりでお気に入りでした。
ただ、うどん、蕎麦用というルックスなので、これから買うなら条件3を重視したかった。いろいろな麺や丼ものがご馳走に見えるものがいいなと。
信頼の白山陶器の浅鉢は、かなりの有力候補でした。たっぷりの容量で使いやすそう。デザインもシンプルで汎用性あり。私の条件1〜5を全て叶えてくれそう。ただ、条件2の洗練された器でご馳走に見える、といいうところで小石原ポタリーの方が好みでした。
私の条件5つとはあまり合っていないのですが、あまりに素敵で、欲しくなったのは東屋のどんぶり。渡邊かをるさんによるデザインで、洗練と優しさが同居するさすがの美しさに惚れてしまいました。小ぶりで深さがあるのでとっても使いやすそう。いつか欲しいなあ。
なかなかのお値段なのですが、寿の印判のないシンプルなタイプは少しお安く。
波佐見焼きのnatural69は、比較的リーズナブルでデザインの美しいものが多く、いつもチェックしてます。焦がし呉須のどんぶりも、使い勝手もデザインも◎。手持ちの染付など、藍色の和食器にも合いそうと購入を検討しました。柄もいろいろ合って楽しい。ただ好みとして、小石原ポタリーのやや渋い土物に惹かれました。
そして、小石原ポタリーの深鉢。私の条件1〜5を全て満たしてくれる器でした。さらに温かみのある民芸風でありながら無国籍にも見えるシンプルさに、すっかり魅入られてしまいました。
小石原の窯元と人気フードコーディネーター長尾智子さんのコラボレーションによるもの。職人さんの手作りという確かさと、長尾智子さんのもたらすモダンさが、新しい魅力を生み出しています。
残念ながら楽天、アマゾンでは取扱がないようですが、いくつかのオンラインショップで購入可能。
小石川ポタリーのどんぶり(深鉢)、買ってよかったと思うこと3つ
・とにかく、どんな料理にもあい、盛るだけでご馳走んに見える。右下の写真のように、メキシカンも合うのです。ワカモレとチップスをたっぷり盛って楽しんでいます。




・手持ちの染付メインの和食器にもすんなり馴染んでくれる。
私の手持ちは染付など磁器が多いのですが、ずっと素敵な陶器が欲しくて。素材の違う器を組み合わせることで、食卓に奥行きが出るようになりました。

・土もの(陶器)の手入れは思ったより簡単。
陶器、いわゆる土ものは、水分を吸い込むので使用する前に水に30分つけたほうがいいと言われています。でも、最初に使う時だけしっかり水を吸い込ませてから使えば、あとはさっと水をくぐらせるだけでも大丈夫。白い器もきれいなまま毎日のようん愛用しています。
麺類、丼ものをいただく時は、白山陶器のレンゲを愛用しています。

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